お風呂は家の中でも最も水をたくさん使う場所です。水を流したり、貯めたり、またシャンプーやリンスなどの石鹸類も流れていきますし、毛髪や皮脂の汚れも流れていく場所です。
昔の家庭だとお風呂の床や壁はタイル貼りになっていて、その隙間に汚れやカビがたまりやすくなっていました。
しかし最近はそのような溝が極力ない作りになっているのが常識です。
床に使われているタイルも撥水加工になっていて水がすぐ乾いてカビなどが発生しにくい作りになっています。また、素肌が触れてもひんやりせず、暖かです。冬場でも快適に体を洗うことができます。
お風呂ではユニバーサルデザインを意識した作りも重要です。特に小さな子どもやお年寄りのいる家庭では安心して誰でもお風呂に浸かれる設計にしておきたいです。
つまづくような段差があったり、床がすべりやすくなっていると危険です。
浴槽の横にハンドグリップがついているだけでも使い勝手に大きな違いがあります。
お風呂がまたぎやすい高さになっていると足腰の弱いお年寄りでも一人で入ることができます。また、浴槽のフチがにぎりやすい厚さになっていると楽に立ったり座ったりできます。
ただでさえ水のある場所ではいつもと同じような動きができるとは限らないのでこのような気遣いのあるお風呂だと家族みんなが安心して入浴できそうですね。
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